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「気働き」

その場に応じて、よく気が利くこと・機転と、辞書にある。
成長できる人は気働をする。
例えば、「〇〇さんこの書類まとめて来週金曜までに報告してくれないか」と上司から依頼されたとしよう。
A君は途中経過報告をしてくれる。
「いま、この方向でまとめています。」「ここまでまとまりましたがいかがでしょうか」と、金曜日以前に報告する。
B君は金曜日まで何ら報告がない。
A君もB君も上司からの指示である金曜までに報告している。
ともに指示した通り金曜日までに報告しており問題はない。
だが、気働きという視点でとらえてみたらどうだろうか。
気働きできるのはA君かB君か。
A君である。
気働きは相手の視点に立てることである。
上司は安心するし、A君は報告の都度、上司からアドバイスをもらえる。
気働きとご機嫌伺いは違う。
自分本位か相手視点か。
同じ部屋で仕事をしている上司と部下。
互いに干渉しないが部下は上司に今何をしているか、何をしたかくらいの報告をしてみてはどうか。
上司や同僚は安心するし、場合によっては支援してもらえるかもしれない。
気働きは「心配り」である。
自分が一番成長できるチャンスである。