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「家系図」

家系図をふと作ってみたいと思った。
NHKの「ファミリーヒストリー」という番組の影響も多少あるが、自分がやがて古希を迎える齢に達しようとしたとき、自分の命のルーツを知りたいと思った。
戸籍は公文書であり、出産・結婚・死亡が記載されている。
現代の戸籍は、「明治5年式(壬申戸籍)から始まり、書式が少しずつ変わりながら、「明治19年式」「明治31年式」「大成4年式」「昭和23年式」さらに現在の「電算化された戸籍」と変遷した。
「壬申戸籍」は「身分等」が記載されており、個人情報保護法の観点から封印されており見ることはできない。
現在、見ることができる一番古い戸籍は、「明治19年式」である・江戸時代生まれの先祖が確認できる。
知人の紹介で、専門の方に作成を依頼した。
嘉永時代の先祖もいる。ペリーが来航した時代である。
先祖の順番が違ったなら、父や母が出会わなければと思うと、今ここに生を受けて生きることが不思議でたまらない。
先祖の身分や職業云々より、命が繋がっていることに驚きと感謝である。
偶然が重なり生まれてきた。
偶然を必然の出会いにしていきたい。
自分は先祖を代表して、今ここを生きている。