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『いのちをむすぶ「佐藤初女著・集英社」より、こころにのこる言葉を紹介します 』その4

心の貧しい人
「心の貧しい人は幸いである」という言葉には
さまざまな解釈がありますが
私は「今を満足する心」だと受けとっています。
自分があまりにかわいい人は
次から次へと欲求がエスカレートして
どこまでいっても満足することができません。
等身大の自分を受け容れて
今日を満足することが
明日への希望につながります。

素直に「はい」
素直に「はい」と返事ができる人は
明るく悩みが少ないですね。
苦しみの中にあっても早く立ち直りますよ。
「でも」「だって」「どうせ」と
素直になれないのは、自分の理屈が入ってしまうから。
素直な心がなければ、人を信頼することもできません。
受け容れる
人は誰かに認めてもらうと、心の底からほっとして
自分を見つめ直すことができます。そして、
誰かを受け止めることで、自分もまた大きなものを与えられます。
受け容れて、受け容れられて、ともに生き、生かされることで
みんなが幸福に向かっていくのではないでしょうか。