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『いのちをむすぶ「佐藤初女著・集英社」より、こころにのこる言葉を紹介します。』その2

癒し
人を癒していると思ったことはありません。
人の心はたいへん深いものだから
人に人は癒せないと思うのです。
癒しとは、自らの気づきによって心を解放したとき
はじめて得られるものではないでしょうか。

気づき
気づきを得るきっかけは
小さなことのほうが多いように思います。
小さなことでも、その人にとって必要なときは
大きく響いてくるものなのです。

動く
悩んでいる人も
本当はどうすればいいかわかっています。
私は、本人が気づくのを見守るだけ。
自分で納得して答えが出せた人は
すぐに行動に移ります。まわりが驚くほどに
あっさりと変わっていきますよ。

過去にとらわれると
後悔だけになってしまいます。
「過去はもう終わりました。
また新しく進んでいきます」
と考えてください。
お水もじっととどまっていると
くさってしまうでしょう。
心もまた同じで
動くことによって生かされるのです。