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 『花と龍』
 原作・火野葦平、主演・高倉健の映画。昭
和四四年五月に公開された、花と龍を観た。
 北九州に侠客といわれた玉井金五郎の波乱
に富んだ半生を描いたものである。
 男らしい男。男気のある人。もはや死語に
なった。
 真と義と愛に生きる男気のある人間を学ぶ
機会も少なくなった。
 アフガンで亡くなった、医師中村哲さんは
玉井金五郎の孫、その伯父さんは原作者であ
る火野葦平。
 中村哲さんの生き様を知った時、自分の人
生は、先祖の魂を生きることであり、また、
子孫の人生をつくっていくことだと思った。
 私たちは先祖の過去を相続し、未来の子ら
に魂を相続させていくのではなかろうか。
 今を生きている私は、先祖の魂を相続し、
未来に渡すべき魂を求めて、ここに、いるの
ではなかろうか。
 自分勝手、手前勝手、今だけ、ここだけ、
お金だけの生き方は、できるだけ少なくして
残された時を生きてゆきたいものだ。