日本医療評価機構 認定第 JC1979号
公チャンネル

『左眼のみ開眼』
 右眼が白内障であり、早朝・夜間の車の運
転は、対向車のヘッドライトがまぶしく、運
転に苦労した。
 Kクリニックで、白内障の手術をした。施
術時間は十〜十五分程度。
 術後右眼に眼帯をした。見えるのは、左眼
のみ。視界は110度である。つまり、いつも
より視界は狭くなった。だが、首を左右にふ
れば、視界は広がり生活に不便はなかった。
 ところがである。左眼だけだと、奥行きが
わからないのである。段差が、物と物の幅が
認識できないのである。
 片眼では、深みのある景色がみえない。そ
こで考えた。人の考え、意見も聞かないと、
深みのある思考はできないのではないかと。
自分に見える世界は、自分だけの平面的な世
界。そこに他の意見に耳を傾けることで、自
分の思考に深みがでてくると思った。
 人間の体も他を受け入れ、自他一如の世界
になることで深い豊かな思考をつくり、人生
の幅と奥行きができてくると思った。