日本医療評価機構 認定第 JC1979号
公チャンネル

『心のやらしさ』
 友人の病気見舞に行った。
 部屋に入り、顔を見て云った。
 元気そうじゃないか。
 思ったより顔色いいじゃないか。
 今まで頑張ってきたから、神様からのプレ
ゼントと思い、仕事のことは忘れて休めと。
 嘘の言葉ではない。どれも私にとっては真
実であり、はげましの言葉である。
 見舞が終り、それじゃまたなぁ〜とわかれ
の挨拶をしてエレベータに乗りこんだ。あ〜
自分でなくてよかったと。病気を不幸・悲し
みだとすれば、他人の不幸・悲しみの中に、
自分の心のやすらぎというか、笑みを浮かべ
る自分がいる。他人の不幸・悲しみを喜こん
でいるのでは決してないが、その中に自分の
心のやらしさを見るのである。