日本医療評価機構 認定第 JC1979号
公チャンネル

『人間関係』
 同じ人間として生まれ、
 更に同じ職場で時を同じくしている人間同
士の関係が壊れることが何と多いことかと感
じる。一メートル内にいる人との関係性が、
壊れる。
 私のこと理解してくれているだろう。そう
思っていたのに、理解してもらえていないと
感じる。私はあなたのこと理解し助けている
のに…と思う。
 私自身、人間関係でずいぶんと悩んできた。
ふり返えれば、悩んでいる時の自分の心情は
決まって、
 私は正しい。
 私はまちがっていない。
 私は我まんしている。
 私は助けてきた。
 相手のことを自分は思っている。
 きまって、自分には否はない。正義の人で
あった。
 ところが、他人の力を借りなければ仕事が
できない時、これじゃいき詰まると思った。
 自分のエゴが丸出し。言葉にのせないまで
も心の中で自分は裁判官であり月光かめんで
あることに気づいた。
 人間、助けているようで、助けられている。
与えているようで与えられている。そう、一
方向なんてありえない。お互が与え与えられ
ているのだ。
 相手は私のために生きているのではない。
 私も相手のために生きているのではない。
お互いが二度とない人生を、その人その人に
とって重たい課題を背負って、死に向かって
生きている。
 私も、この人も、あの人も、いずれ必ず死
んでいく。ほんの一瞬、何かのご縁で、この
時代にこの職場で生きている。
 あなたも精一杯生きているのですね。
 私も精一杯生きているのです。
 そう思った時、こうやって出会った人と人
の関係は奇跡ではないか。
 この奇跡を出会うべく人であったと心に定
めて、接していくことで人間関係は楽しく美
くしくなると思う。
 人間関係とは、
 いずれ必ず死すべき人と人との奇跡のご縁
である。もう二度とおとずれない時を今生き
ている。
 人と人を美しくみよう。